6月 1st, 2011

甚平もしくは甚兵衛とは、男性や子供が着用する夏の家庭着の一種です。丈が短く、袖に袂がなく衿と身頃につけた付け紐を右は表、左は裏側で結んで普通の和服用に右前で着ます。今では揃いの布を使った半ズボンを履くのが一般的ですが、昭和40年頃までは膝を覆うくらいの長い上衣のみで、下衣としてはすててこが着用されました。生地には木綿あるいは麻が使用され、単衣仕立てで、脇の両裾に馬乗りがあるのが特徴です。

袖も身頃も全体的にゆったりとしているの風通しが良いために夏によく着られ、ホームウェアですが、祭りへ赴く際には、女性が浴衣、男性はこれというスタイルもよく見かけられます。この頃では女性用の物も流通しています。この語源としては、甚平という者が製作したのが始めだったという説、民間の袖なし羽織りを陣兵羽織といったのが転じたという説など諸説あります。

 
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